

《凱旋門と無名戦士の墓》1920〜30年頃 パリの象徴を写したアンティーク写真絵はがき|額装付き
記憶のアーチの下で、永遠の火が燃え続ける──
本作は、パリのシャルル・ド・ゴール広場にそびえる《凱旋門》を写した、1920〜30年頃のアンティーク写真絵はがきです。
ナポレオンの命により着工されたこの記念碑は、1919年に第一次世界大戦が終結したのち、1921年に「無名戦士の墓(Tombe du Soldat inconnu)」がアーチの下に設けられ、記憶と鎮魂の象徴となりました。
広場を囲む放射状の道路と、建築物の巨大さを実感させる人々の姿が鮮明に描かれ、時代の空気を伝える貴重な一枚です。大戦後のパリにおける変わりゆく記憶のあり方を静かに刻んだ風景となっています。
本作品は、黒木製フレームと深いチャコールグレーの台紙で額装されています。クラシカルな建築美と静謐な記念性が引き立つ、端正な構成です。額装サイズは約20 × 27.5 cm。
作品情報
画家:不詳
作品名:凱旋門と無名戦士の墓(Arc de Triomphe et Tombe du Soldat inconnu)
制作年:1920〜30年頃
状態:アンティーク写真絵はがき 1枚・額装済み
サイズ:約14 × 9 cm(絵はがき)
額装サイズ:約20 × 27.5 cm
Artist / Title:Unknown / Arc de Triomphe & Tomb of the Unknown Soldier (Antique Photo Postcard, ca.1920–30, Framed)
額装オプションのご案内
本作品は、作品本来の魅力をそのままにお楽しみいただけるよう、通常は未額装でのご提供となっております。紙の保存性やコレクション用途も考慮した形です。
ご希望のお客様には、当ギャラリーにて選定・ご提案するカスタム額装プラン(別途料金)をご案内しております。美術的なバランス、作品の色味、インテリアとの調和を考慮したフレーミングが可能です。
- 木製フレーム、金箔装飾フレームなど各種対応
- 紫外線カットアクリル使用(保存性重視)
- ご希望のサイズや設置環境に応じたご提案
ご注文時に「額装希望」とご記入いただくか、別途お問い合わせください。最適なフレーミングで、作品の魅力を最大限に引き立てるお手伝いをいたします。
コンディションについて
本作品は、100年以上前に制作されたオリジナルのアンティーク版画です。
リボリアンティークスで取り扱う作品は、すべて当時に刷られた美術的価値のある本物の作品であり、後世の複製やコピーではありません。
アンティーク版画はその性質上、現代作品のような個別の鑑定書が付属することはほとんどありません。
そのため、どこで購入するか、作品の選定を誰が担っているかがなによりも重要となります。
リボリアンティークスでは、長年にわたり美術館・専門家との連携を重ねた信頼のもと、慎重な選定を行っております。
安心してコレクションに加えていただける作品だけをご紹介しております。
経年による自然なヤケやシミが見られる場合がございますが、それらもまた作品が辿ってきた時代の証であり、素材や技法の風合いを今に伝える要素です。
状態については、画廊にて実際にご覧いただくことも可能ですので、気になる点がございましたらお気軽にご相談ください。
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