

≪川上貞奴≫ 1900年頃 写真絵はがき
舞い踊る日本のミューズ──
川上貞奴(Sada Yacco)の舞台姿をとらえた、≪川上貞奴≫。
本作は、1900年パリ万国博覧会にてロイ・フラー座で上演された、川上音二郎一座による演劇『芸者と武士』の場面を収めた写真絵はがきです。
作品内では、貞奴が「娘道成寺」の清姫をモチーフにした役を演じ、華やかな衣裳をまとい踊る姿が写し出されています。
柔らかに再現された色彩、緻密な文様、そして優美な動き──
この構図は貞奴を象徴する代表的なビジュアルのひとつであり、1900年当時の雑誌『テアトル』や、翌年には浮世絵師・落合芳幾によっても描かれました。
※宛名面に書き込みがあります。
作品情報
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画家:ー(写真家不詳)
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作品名:川上貞奴(Sada Yacco)
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制作年:1900年頃
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状態:写真絵はがき 1枚
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サイズ:約13.5 × 8.4 cm(ポストカードサイズ)
Artist / Title
Artist / Title:Sada Yacco / Photo postcard (ca.1900)
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