



アルフォンス・ミュシャ ≪暦の女神≫ 1900年頃 アンティーク絵はがき
月日を彩る優美な象徴──ミュシャが描いた“時の装い”
アルフォンス・ミュシャ(Alphonse Mucha)は、19世紀末のパリにおいてポスターだけでなく、装飾カレンダーや実用印刷物の美術化にも貢献しました。本作は、カレンダー台紙のためにデザインされた作品をもとにしたアンティーク絵はがきです。
緩やかなドレープをまとい、月桂樹の枝をたたえた女性像は、時のめぐりとともに咲き誇る自然のリズムを象徴しています。背景の金茶色の半円アーチと植物の調和が、まるで「時間そのもの」を装飾として仕立てたような、静かな荘厳さを漂わせます。
中央の空白部分は本来カレンダーの数字が入るスペースとして設計されており、実用品でありながら芸術性を失わないアール・ヌーヴォー印刷の真骨頂ともいえる一作です。手のひらに宿る“日めくりの美”を感じさせてくれる、コレクター垂涎の絵はがきとなっています。
作品情報
画家:アルフォンス・ミュシャ(Alphonse Mucha)
作品名:暦の女神(Goddess of the Calendar)
制作年:1900年頃
状態:アンティーク絵はがき 1枚
サイズ:約14 × 9 cm
Artist / Title:Alphonse Mucha / Goddess of the Calendar (Antique Postcard, ca.1900)
※画像中の額装は参考イメージです。額装につきましてはお問い合わせください。
関連リンク
作品を詳しくお知りになりたい方はリボリアンティークスの特集ページ(別サイト)をご覧ください。
ミュシャの絵はがき入門|チノ版・ジョブ版ほか全タイプと歴史をやさしく解説(別サイト)
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そのため、どこで購入するか、作品の選定を誰が担っているかがなによりも重要となります。
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