アルベール・ロビダ≪航空中央駅 ノートルダム寺院≫『20世紀』
航空中央駅 ノートルダム寺院 ― 空へつながるゴシック建築
時は未来、場所はパリ──
荘厳なノートルダム大聖堂の屋上には、空を行き交う飛行船のための「航空中央駅」が建てられていました。
アルベール・ロビダによる1883年の作品《航空中央駅 ノートルダム寺院》は、未来小説『20世紀（Le Vingtième Siècle）』の挿絵のひとつ。
大聖堂のゴシック建築の上にそびえる巨大な時計塔、そこからさらに伸びるレストラン付きの空中プラットフォーム。
魚のような飛行艇が空を飛び交い、人々は空中都市のように移動と食事を楽しんでいます。
19世紀末の人々が思い描いた「空のインフラ」が、驚くほど精緻な筆致と大胆な構図で描かれた、ユーモアと都市ロマンが共存する一枚です。
作品名：航空中央駅 ノートルダム寺院（Station Centrale des Aéronefs à Notre-Dame）
画家：アルベール・ロビダ（Albert Robida, 1848–1926）
出典：『20世紀（Le Vingtième Siècle）』第1巻より
製作年：1883年
サイズ：約29×19㎝
※画像中の額装は参考イメージです。額装につきましてはお問い合わせください。
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未来を夢見た19世紀──アルベール・ロビダ『20世紀』の世界
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