



≪月をみて(Il faut voir la lune)≫ 1893年 シャンソン楽譜
夜空に浮かぶ月、甘く切ない恋のセレナード──。
本作≪月をみて(Il faut voir la lune)≫は、19世紀末のパリを彩ったシャンソンの楽譜です。
作詞はポール・ロサリオ、作曲はレオポルド・ギャングロフ。
表紙絵は、優雅なタッチで知られるユリセ・ロイが手がけました。
恋人たちが寄り添い、空には微笑む月と戯れる小さな天使。
夢見るような構図とパステルカラーが、ベル・エポックのパリの夜を詩情豊かに伝えています。
この曲は、スカラ座の女性歌手ポーラ・ブレビオン、
カフェ・コンセール「アルカザール・デテ」のエスター・ルケン、
そしてエミール・メルカディエールによって歌われ、当時のパリで多くの人々の心を捉えました。
当時に制作されたオリジナルアンティーク版楽譜です。
作品情報
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表紙絵:ユリセ・ロイ
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作詞:ポール・ロサリオ
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作曲:レオポルド・ギャングロフ
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作品名:月をみて(Il faut voir la lune)
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制作年:1893年
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技法:リトグラフ印刷(楽譜表紙)
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サイズ:265 × 173 mm(4ページ構成)
(※額装は含まれておりません) -
Artist / Title:Ulysse Roy / Il faut voir la lune (1893)
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